薄毛改善として、あなたはどのような対策をしていますか?育毛剤を使う、タンパク質やミネラルを積極的にに摂る、などでしょうか。

そのような対策も良いのですが、育毛シャンプーの使用も効果的な方法の一つです。ということで、この記事では、育毛シャンプーでどのような効果が期待できるかをご紹介したいと思います。

 

 

薄毛改善にはシャンプーの見直しから!

 

シャンプーは基本的に毎日使うもの。日用品はすっかり生活に馴染んでいて、その存在は疑われることのないものとなります。

ですが、あえて今使っているシャンプーを見直してほしいのです。そのシャンプーは薄毛の進んでいる人のためのシャンプーでしょうか?

 

テレビCMで、髪がキラキラした女優さんが宣伝しているようなシャンプーを使っている場合は、見直す必要があると考えて良いでしょう。

そのようなシャンプーは、健康的な髪の毛を持つ人が、髪をより美しく見せて、頭皮をより清潔にすることを目的に作られているのです。

 

そのコンセプトは素晴らしいものですが、薄毛の進んだ人に適したものではありません。

 

薄毛を進行させる成分

 

ドラッグストアなどで市販されている髪の毛の多い人のために作られた、髪を美しく見せ、頭皮を清潔にする為のシャンプーには、以下のような成分が入っています。

 

髪の毛に光沢を与えるシリコーン

シャンプーに配合されているシリコーンは、金属ケイ素を原料に、メタノール、塩化水素などを加えて作ったオイル状の高分子化合物。

髪をコーティングして髪にツヤツヤした光沢を与えます。人体には安全な素材ですが、毛根に入り込んだとき、髪の成長に影響を及ぼす可能性があります。

 

毛根(毛乳頭や毛母細胞など)の元気な人には、影響が少ないとしても、毛根が弱まり、ヘアサイクルが乱れている人にとっては、悪影響になる可能性が高い。

それに、細い髪の毛がシリコーンによりコーティングされると、シリコーンの重さで髪がへたってしまい、増々ボリューム感がなくなってしまいます。

 

頭皮の皮脂を根こそぎ落とす高級アルコール系界面活性剤

シャンプーの主成分である洗浄剤には「高級アルコール系界面活性剤」と総称されるタイプのものがよく使われています。

これは主にラウリルアルコールという高級アルコールを使って合成した洗浄剤のことで、「ラウリル硫酸ナトリウム」、「ラウレス硫酸ナトリウム」、「ラウレス塩酸アンモニウム」、「ラウリル硫酸塩」などを指します。

 

これらの洗浄剤は洗浄効果に優れ、毛髪はもちろん、頭皮や毛穴の皮脂までしっかり落としてくれます。

しかし、皮脂を落としすぎてしまい、頭皮の毛細血管から送られてくる栄養分が、皮脂の合成のためにより多く使われてしまい、髪の毛の成長に使われる分が減ってしまうのです。

 

髪の毛の多い人には、洗浄剤による影響はないかもしれませんが、少しでも発毛・育毛に栄養を使いたい薄毛の人にとっては、これがロスになってしまうということです。

 

育毛シャンプーで薄毛改善を!

 

育毛ケアにおいて、「育毛シャンプー」の最も重要な役割は頭皮の環境改善にあります。とにかく発毛・育毛をしやすいように、自分の頭皮や毛根をコントロールしていくのです。

そのために有効な成分を紹介します。

 

程よく汚れを落とすアミノ酸系シャンプー

高級アルコール系シャンプーに比べて、洗浄効果は弱いのですが、逆に発毛・育毛にはそれがメリットになります。

つまり、頭皮の毛細血管からの栄養が皮脂腺で使われる量が減り、毛乳頭や毛母細胞などの毛根部でより多く使われやすくなるということです。

 

アミノ酸系の主な界面活性剤(洗浄剤)の多くは、ココナッツオイルなどの植物由来の脂肪酸を使ったものにアミノ酸とアルカリを合成して作られます。

主なものに以下の成分どが挙げられます。

 

<ココイル系>

  • ココイルグルタミン酸ナトリウム
  • ココイルグリシンナトリウム
  • ココイルサルコシンナトリウム
  • ココイルメチルタウリンナトリウム
  • ココイルグリシンカリウム
  • ココイルメチルアラニントリエタノールアミン など

 

<ラウロイル系>

  • ラウロイルアスパラギン酸ナトリウム
  • ラウロイルグルタミン酸ナトリウム
  • ラウロイルメチルアラニンナトリウム
  • ラウロイルメチルタウリンナトリウム
  • ラウロイルサルコシントリエタノールアミン

 

薄毛対策に毛細血管の血行を促進

 

頭皮の下を流れる毛細血管の血行が改善されれば、毛根に栄養が行き渡りやすくなります。また、髪を水で洗い流すまでの短い時間ではありますが、毛根にも栄養を届けることができます。

本来、頭皮の毛細血管の血行を良くするのは、育毛剤の役割ですが、育毛シャンプーでも同様の成分が含まれる製品があります。

 

以下に、血行促進効果があり、かつ、毛根に栄養を届けられる薬用成分について紹介します。

 

センブリエキス

育毛剤で非常によく使われる漢方素材。毛根に届くと毛乳頭や毛母細胞の細胞自体の動きを活発にしてくれる働きがあります。毛細血管の血行改善にも寄与します。

 

グリチルリチン酸ジカリウム

これも育毛剤でもお馴染みの漢方素材です。頭皮・毛根に炎症があればそれを抑えてくれます。

 

ピロクトンオラミン

殺菌作用のある成分です。フケやかゆみを抑え、頭皮を清潔に保つ効果があることでよく知られています。

 

高麗人参エキス

主成分のジンセノサイドに血行促進作用があります。毛乳頭を刺激し、毛細血管の血行促進に働きます。

 

トウガラシエキス

血行促進成分カプサイシンが頭皮にすばやく浸透し作用します。

 

ショウキョウエキス

ショウガの根をエタノール抽出することで得られる成分です。トウガラシエキスと同様、頭皮にすばやく浸透し血行促進に働きます。

 

まとめ

 

今回は薄毛を改善するために、今使っているシャンプーを見直し、育毛シャンプーを使うことの意義、そして、育毛シャンプーに良く使われている成分について見てきました。繰り返しになりますが、育毛シャンプーを使う意義は、頭皮の環境を改善することにあります。

育毛シャンプーで髪の毛が育ちやすい環境を育てて、あとは育毛剤による外側からのケア、食べ物やサプリメントによる内側からのケアで発毛・育毛を進めていくということです。

 

育毛シャンプーについては、こちらの記事でも詳しく書いていますので、読んでみて下さい。

参考記事:「おすすめ男性用育毛シャンプー3選!市販シャンプーでは薄毛が悪化する?」