髪の毛によい食べ物と言えば、何を思い出すでしょうか。わかめ、昆布、ひじき、モズク、めかぶなどの黒っぽい色をした海藻類を思い浮かべるのではないでしょうか。

もちろん海藻類も髪には良いのですが、あなたの身近な食べ物で、この他にも髪の毛の元になるものはたくさんあります。

 

この記事では髪の毛が生えるメカニズムと、髪の毛に良い食べ物について、ご紹介していきたいと思います。

 

 

髪の毛のメカニズムとは?

 

髪の毛は一体どのような成分構成なのか、また髪の毛はどうやって作られるのか簡単に紹介します。

 

髪の毛の成分は?

髪の毛の成分の80~90%がタンパク質で出来ています。そして、このタンパク質のほとんどがケラチンというもの。また、タンパク質以外には水分や色素成分であるメラニン、脂質、ミネラルで構成されています。

 

髪の毛はどうやって作られる?

髪の毛の生え方について簡単に言うと、毛細血管から栄養分と酸素を受け取った毛乳頭細胞が、毛母細胞に情報伝達を行い、これを受け取った毛母細胞は、自ら細胞分裂をすることでケラチンタンパクを主成分とする髪の毛をどんどん作り出していきます。

この一連の流れを例えて言うなら、毛乳頭細胞は髪を作る瓦職人、毛母細胞は瓦の原料となる粘土のようなもの。職人さんが粘土を適度な量に分けて、それを焼き上げ瓦を造り、その瓦を次々と並べていくことで屋根を作っていく。もちろんこの屋根は髪の毛に相当するわけですね。

 

髪の毛を増やすにはどんな食べ物がよいか?

 

これまでの説明から、頭皮の毛細血管から送られてくる栄養素を受け取った毛乳頭細胞が、タンパク質をベースとした髪の毛を毛母細胞から作っていくという一連のメカニズムがお分かりいただけたと思います。

次に、これらのメカニズムをより円滑に進めるために必要となる食べ物について見ていきましょう。

 

髪の毛の元となるタンパク質

 

髪の毛が作られる過程で、タンパク質は髪の毛の土台になる主成分であり、髪の毛にとって必要な食べ物であることが分かります。

タンパク質を作る食べ物といえば、6つの基礎食品群の1群に相当する以下の食品が挙げられます。

 

  • 【魚類】 青魚、貝類、イカ、タコ、カニ、エビ、かまぼこ、ちくわなど
  • 【肉類】 牛肉、豚肉、鶏肉、ハム、ソーセージなど
  • 【卵】  鶏卵、うずらの卵など
  • 【豆類】 大豆、豆腐、納豆、生揚げ、がんもどきなど
  • 【乳製品】牛乳、チーズ、ヨーグルトなど
  • 【海藻類】ひじき、わかめ、のり、昆布など

 

これらをしっかり普段の食事から摂取して頭皮にある毛細血管まで送り、毛乳頭細胞に受け取ってもらう必要があります。

 

亜鉛を多く含む食べ物

 

髪の毛には微量ですがミネラルも含まれており、この中で重要なのが亜鉛です。亜鉛は、髪の主成分であるケラチンタンパクを種々のアミノ酸から合成していく働きをします。

亜鉛が欠乏することで、ハゲが進行することが世界中のヒト試験でも立証されています。毛乳頭細胞にタンパク質を送るとともに、ケラチン合成に必要となる亜鉛もしっかり届けるよう心掛けたいものです。

亜鉛を多く含む食べ物としては、主に以下のものが挙げられます。

 

  • 牡蠣
  • にぼし
  • 豚肉
  • 牛肉
  • 高野豆腐(凍り豆腐)
  • 豆腐
  • 油揚げ
  • 納豆
  • かぼちゃ
  • 小麦
  • ごま
  • ココア
  • 抹茶

 

この中でも特に牡蠣は、断トツで亜鉛の含有量が多く、可食部100g中、亜鉛が13.2mgも入っています。ちなみに厚生労働省では、亜鉛の摂取基準量は成人男性で1日10mg、女性で1日8mgを摂ることが望ましいとしております。

一方で、これ以上は食べない方がよいという量(耐用上限量)を成人男性で1日40~45mg、成人女性で1日35mgに設定していますので、こちらは注意が必要です。

 

ビタミンDを多く含む食べ物

 

ビタミンDも、髪の主成分であるケラチンタンパクを合成するときに、必要な栄養素であることが知られています。私たちは、ビタミンDを自らの身体で作ることができますが、そのためには日光の力を借りる必要があります。

そして、もちろん食べ物からもビタミンDを摂ることができます。ビタミンDをしっかり摂ることで、身体がカルシウムを吸収する力が上がるので、骨や筋肉全般によい効果をもたらします。

ビタミンDを多く含む食べ物には、以下のものが挙げられます。

 

  • サケ(1切れに25μg)
  • イワシやサンマ(1尾に15μg)
  • カレイ(1尾に13μg)
  • シラス干し(10gに6.1μg)
  • きくらげ(2gに1.7μg)
  • 干しシイタケ(2個0.8μg)

 

厚生労働省では、ビタミンDの摂取基準量を成人男女で1日5.5μgを目安としており、その一方で、これ以上は食べない方がよいという量を成人男女で1日100μgに設定しています。

 

髪の毛を増やすためにおすすめする食べ物

 

ここまでご説明した通り、タンパク質、亜鉛、ビタミンDを含む食べ物は豊富にあることが分かります。その中で髪によい成分をバランスよく、かつ豊富に含んでいる食べ物として、以下の3類をとくにお勧めしたいと思います。

 

<青魚類>

サケ、イワシ、サンマ、アジなどはタンパク質・亜鉛・ビタミンDをしっかり含んでおり、髪の毛の栄養補給にうってつけの食べ物です。EPA、DHAなどの血管に優しい不飽和脂肪酸も多いのでさらにGood!

 

<肉類>

牛肉、豚肉、鶏肉はタンパク質も多いですが、亜鉛も多い。血液中で中性脂肪などが増えやすくなるので、脂肪分の摂りすぎには要注意。

 

<大豆食品類>

豆腐や納豆には、タンパク質と亜鉛がしっかり含まれています。大豆成分のイソフラボンには、ハゲの要因になる男性ホルモンの働きを抑えるという報告もあります。

 

まとめ

 

髪の毛を増やすための食べ物について、いろいろとご紹介してきました。バランスよく食べて、しっかり毛乳頭や毛母細胞に栄養を届けることで、よい髪の毛を身体の内側から作ることができるということを理解していただけましたでしょうか?

ただし、独身や仕事で忙しい等の理由で「食べ物まで手が回らない」と感じている人も多いですよね。その様な人にはサプリメントがおすすめ。

 

サプリメントは忙しいあなたにも手軽に摂取できますし、育毛サプリメントであれば、育毛に最適な成分を確実に吸収することができます。

 

参考記事:「最強の育毛サプリメントとは?本当に効果のある薄毛専用サプリ5選!」

 

いずれにしろ、髪を増やすには対策を継続していく必要がありますので、自分の出来る確実な方法を選びましょう。

それでは今日も若ハゲ対策にハゲみましょう。また次回!