「自分は若はげとは縁がない」「薄毛予防なんてまだする必要がない」と思っているあなた。油断してはいけません!年齢に関わらず、日本人の成人男性は、誰でもハゲになる可能性はあります。
まだ薄毛が悪化する前にしっかりとハゲ予防をしておかないと、数年後には明らかなハゲになっているかもしれません。そんなことにならない為にも、早めの若ハゲ対策が必要なのです。
ここでは若はげを予防する為の生活習慣についてご説明いたします。
Contents
若はげを予防する為の生活習慣
若はげを予防する為の生活習慣をご説明するには、まず薄毛の原因について知っておく必要があります。薄毛の原因が分かれば、どんな生活習慣が薄毛対策に繋がるのか、逆に薄毛を進行させてしまうのか理解しやすくなります。
薄毛・抜け毛が増える主な原因として考えられるのが以下の内容です。
- 頭皮の血行不良
- ホルモンバランスの乱れ
- 髪の栄養不足
- 頭皮環境の悪化
これらは、生活習慣によって引き起こされるので、生活習慣を改善すれば薄毛の対策ができるとも言えます。特にホルモンバランスの乱れや髪の栄養不足は、生活習慣と深く関わる薄毛の原因。
また、頭皮の血行不良や頭皮環境の悪化も、日々の習慣で改善することができる。ではこれらの薄毛の原因は、どのように生活習慣を改善でしていけば、若はげを防ぐことができるのでしょうか。
若ハゲ・薄毛を予防する生活習慣をご説明していきましょう。
バランスの良い食生活
若はげ対策に繋がる生活習慣として、まず押さえておきたいのが食生活の改善。食事からとれる栄養素は、髪や頭皮に直接影響を与えます。
偏った食生活を続けてしまうと、髪が育つために必要な栄養素を充分に摂取できないため、髪の発育の妨げになってしまうのです。食生活が乱れると、当然、髪が栄養不足となり、十分育たなくないまま抜け落ちてしまいます。
特に髪の毛の主成分となるタンパク質や、髪の毛の生成を手伝う亜鉛、ビタミン類は、髪に欠かすことはできません。ただ、これらの栄養素だけを摂取していれば薄毛にならないというと、そういう訳ではありません。
これらの栄養素を含む食材中心に、バランスの良い食事を摂取することが重要なので、まずは栄養バランスの取れた食事を摂ることを心掛けましょう。
適度な運動
適度な運動をすることも、若ハゲの予防に繋がります。有酸素運動は、血液を送るポンプである心臓の鼓動を速め、血行を促進させます。
激しい運動をする必要はなく、ウォーキングや軽いジョギング、サイクリング程度が良いとされています。もしその時間もなかなか取れないという事であれば、普段の生活の中で以下のような工夫をしてみましょう。
- 通勤や帰宅時に一駅分だけ歩いてみる
- エレベーターではなく階段を使う
- 休日だけでも散歩やジョギングをする
まずは普段の生活の中で運動することを意識して、体を動かす様にしてみましょう。
正しい睡眠
若はげ対策には、睡眠も重要な生活習慣の一つ。睡眠時間が短かったり、眠りが朝く睡眠の質が悪いとホルモンバランスの乱れを招き、薄毛につながります。
そのため十分な睡眠時間の確保や、睡眠の質の向上が必要。1日7時間ほどの睡眠時間が理想と言います。一般的に、成長ホルモンが最も多く分泌されるのが22時~翌2時。
この時間が髪を作るたんぱく質の合成が進むため、髪も最も生えやすい時間と言われているのです。ですから、長い睡眠時間を確保することが難しい方でも、夜22時~翌2時のゴールデンタイムはなるべく就寝できるように意識しましょう。
また、寝る前にカフェインの摂取や喫煙、テレビの視聴・スマホの使用は、交感神経を刺激し睡眠の質を下げてしまう原因になるので、控えるようにしましょう。
ストレスの発散
ストレスは、頭皮の血行不良から若はげを引き起こす原因となります。ストレスは現代のストレス社会では多かれ少なかれ、誰もが抱えていることでしょう。
趣味やリラックスをする時間などで、出来る限りストレスをため込まないようにするのは、あなたにとって非常に有効と言えます。またストレスを溜め込むと、自律神経が乱れて血管が収縮し、血流が悪化しやすくなります。
さらに、ストレスを感じると体内に活性酸素が発生してしまいます。この活性酸素を分解するために栄養素の一つ亜鉛が使われるのですが、亜鉛には以下の働きがあり、亜鉛が無いと髪の毛の材料となるケラチンは合成されませんし、DHTの産生を抑制することもできません。
- テストステロンをDHTに変換させる酵素(5αリダクターゼ)を阻害
- タンパク質の合成
さらに、ストレスは睡眠にも関係しています。ストレスが溜ると、アドレナリンが多く分泌され、脳が興奮状態になる為、眠れなくなるというわけです。
タバコを控える
タバコに含まれるニコチンは、血管を収縮させ、頭皮の血行不良を招き若はげに繋がってしまう。また、ニコチンは頭皮の健康維持や髪の生成を手伝うビタミンを破壊するとも言われています。
ただ、無理に禁煙しようとすると、逆にストレスになり悪影響になるかもしれないので、少しずつ本数を減らことが良いでしょう。また、タバコは髪にとって悪影響を与える要素が非常に多くあります。
- 男性ホルモンを増やす
- 血行を悪化させる
- 頭皮が乾燥しやすくなる
タバコは髪に良くないばかりか健康を害します。喫煙者は禁煙するだけでも大きなはげ予防になります。
薄毛になってしまった場合の自力改善法
育毛剤の活用
主に医薬部外品に分類される育毛剤は、「育毛」を目的として作られたものです。既に今生えている髪の成長を促し、脱毛を防ぐ効果をがあることを意味します。
そのため、主に頭皮環境を整えるための成分が含まれていることが多く、発毛作用はあまり期待できません。育毛剤の中でも厚生労働省が認めた有効成分を一定の割合で配合しているものは、医薬部外品に分類されます。
また、育毛剤は薬局やドラッグストアで販売しており、比較的手に入りやすいと言えます。ただ、育毛剤にも種類が多くあって、頭皮環境を改善させる効果のあるものや、髪の毛そのものに十分な栄養を与えて強い髪の毛に育てる効果を持つものなど、これ以外にも様々な効果がある育毛剤が開発されています。
あなたの頭皮と髪の状況に合った育毛剤を使わないことには、期待した通りの効果を発揮せず、若ハゲに悩まされ続けることになってしまいます。
参考記事:『オススメ!男性用育毛剤ランキング!!最も若ハゲに効果的な商品とは?』
まとめ
今回は若はげを予防するため5つの生活習慣、さらに1つの改善法をご紹介しました。生活習慣が乱れていると当然薄毛に繋がります。
身体に負担のかかる様な生活を送っている人は、規則正しい生活をするだけでも若はげ対策になるのです。まずは今の生活環境を見直しましょう。
そして、既に若はげの初期症状が出始めている人は、積極的な改善策として育毛剤を実施しましょう。
それでは今日も若ハゲ対策にハゲみましょう。また次回!