「20代なのに若ハゲの症状が出てきた。これってCMで良く見かける”AGA”なの?」若ハゲに悩む若者は年々増加しており、このような悩みを持つ人は非常に多くいます。
AGAは、若ハゲ原因の大半を占める薄毛の要因です。つまり、AGAを予防・対策することは、若ハゲ対策の最大のポイントなのです。
AGA(エージーエー)とは、Androgenetic Alopeciaの略で「男性型脱毛症」の意味で、成人男性によくみられる髪が薄くなる状態のこと。
全国で1,260万人、成人男性の約3人に1人はAGAだと言われております。AGAが原因の若ハゲに対し、どの様な対策を取っていけば良いのでしょうか?
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20代で実施するべきAGA対策はコレだ!
食生活の改善
食事から摂取した栄養は血液を通って、頭皮や頭髪に栄養を与え、髪の健康を保っています。偏った食生活を続けていると栄養不足になってしまい、頭皮の血流を悪くしたり、皮脂を過剰に分泌したりと、頭皮環境を悪化させる要因になります。
特に髪の材料となるたんぱく質やビタミン、亜鉛などは、十分に摂取しないと健康的な髪が生えてこなくなります。栄養バランスのよい食生活はもちろん、育毛に効果的な栄養を摂取することが、AGAの予防・対策になるでしょう。
サプリメントの摂取
頭皮マッサージ
頭皮環境を整えるためには、頭皮マッサージも有効な手段。頭皮マッサージは、固まった頭皮をほぐし、血行を良くします。頭皮の血行が良くなれば、髪に必要な栄養素が十分に届けられるようになり、発毛を促す環境が整います。
また、サプリメントやAGA治療薬などの有効成分も、髪に行き渡るようになります。そのため、頭皮マッサージはこれらの対策と、一緒に行うことでより効果が増すのです。
睡眠時間と睡眠の質を改善
正しい睡眠を確保できないと、ホルモンの乱れにつながり、AGAの原因に繋がります。人は深い眠りに入ると、副交感神経が優位に働き、成長ホルモンが分泌されるのです。
この成長ホルモンは、育毛に必要不可欠の物質ですから、睡眠が乱れると、成長ホルモンの分泌量が減り、薄毛に繋がるのです。
特に、夜22時~翌2時に良質な睡眠をとること重要なポイントとなります。この時間は「睡眠のゴールデンタイム」と呼ばれ、睡眠をとると成長ホルモンが非常に多く分泌されるのです。
ストレスを溜めない
AGAが発症するとそれをコンプレックスに感じ、精神的なストレスが大きくなりますよね。ストレスを溜めると、身体と心の両方に悪影響が及ぶことは、いまや当たり前。
ストレスが溜まると、自律神経が乱れ、身体を活動させるための交感神経の働きが強まります。この交感神経は、血管を収縮させる働きがあるため、ストレスは血行不良の原因となります。
このように、頭皮の血行を正常に保つためにも、出来る限りストレスを溜めず、発散することが大切です。自分に合ったストレス解消法を見つけましょう。
禁煙する
たばこには「ニコチン」という有害物質が含まれています。ニコチンには血管を収縮させてしまう効果があり、当然ですが頭皮の血管が収縮してしまうと、髪の毛に必要な栄養素が届かなくなってしまいます。
たばこを吸っている人は、髪と頭皮の健康のためにも、禁煙を強くお勧めします。最近は、禁煙外来という禁煙治療を専門としている所も開設されているので、どうしても自分では禁煙できなという人は一度禁煙外来を受診してみると良いでしょう。
育毛剤の使用
抜け毛が気になり始めた人は、育毛剤での頭皮ケアがおすすめ。育毛剤は、文字通り「育毛」を目的として作られたもので、既に生えている髪の毛の成長を促し、脱毛を防ぐ効果があります。
そのため、頭皮環境を整えるための成分が含まれていることがほとんどで、発毛作用はあまり期待できません。
保湿効果がメインのものや、血行を良くする効果がメインのものなど、製品によっても異なるため、あなたの症状に適しているか確認してから購入するのがよいでしょう。
育毛剤の中でも、厚生労働省が認めた有効成分を一定の割合で配合しているものは、「医薬部外品」と表示されています。ただし、育毛剤はあくまでも髪の毛の成長をサポートするためのもの。新たに髪の毛を生やしたいと、発毛効果を期待している人に適した製品であるとは言えません。
なお、育毛剤は薬ではなく、天然由来植物エキスなど安全性が高い成分で作られているため、副作用の心配がほとんどありません。薬用で髪や頭皮に栄養を与え、保湿する成分が多く配合されており、頭皮環境を改善する効果も期待できます。
「20代でやるべき7つのAGA対策!改善効果をまとめました」のまとめ
20代という弱年齢で若ハゲになってしまうのは非常にショッキングなことですが、AGAは正しい対策をすることで進行速度を遅らせることができます。
特に年齢が若ければ若いほど回復力があり、その効果は大きいと言えます。ただ、今回7つのAGA対策をご紹介したしましたが、これをすれば必ず治るというものではありません。
AGAはホルモンや遺伝的な問題から発生しますし、進行性なので発症したら、徐々に症状が悪化してきます。さまざまな対策を講じていても症状が進んでしまったら専門の医療機関に行くことも検討しましょう。
それでは今日も若ハゲ対策にハゲみましょう。また次回!