「あれ、頭頂部のボリュームが減ってきた?」「生え際が後退してきているかも?」と日々不安に思っている人、何か若ハゲ対策をしてますか?20歳を過ぎると、若ハゲになる可能性は年々増します。
若ハゲを心配しているのはあなただけではありません。日本人の成人男性3分の1は薄毛に悩んでおり、その原因の大半はAGAと言われております。
ちなみに、主な症状としては、以下の通りです。
- 抜け毛の量が増えてきた
- 髪が細くなってきた
- 地肌が透けてきた
- 頭皮が脂っぽくなってきた
- 髪が伸びるのが遅くなってきた
この様な症状がでてきた場合はAGAの可能性が高いと言えます。AGA対策といえば、最近CMや広告で見かけるAGA専門クリニック。
ですが、いきなりAGA専門クリニックに通うのは、少し抵抗がありますよね?
そうなると、まずはセルフケア。つまり自力で出来る薄毛進行対策を実践していく必要があります。そこで今回は、自宅でも出来る若ハゲのセルフケアをご紹介いたします。
若ハゲをセルフケアで治す方法とは?
AGAは「男性型脱毛症」という毛髪が薄くなる症状のことです。その原因は、男性ホルモンや遺伝の影響など様々なことが挙げられます。
生活習慣やストレスなど、さまざまな原因によって抜け毛が増えたり、薄毛になったり、症状がひどくなると完全にハゲてしまうことも。
良質な睡眠の確保
睡眠中は、脳が休み身体が修復され、そして髪が成長しますから、睡眠不足になると若ハゲを助長してしまう恐れがあります。
若い人はいくら遊んだり、仕事をしたりしても体力が有り余ってますから、「もっと遊びたい」「深夜まで仕事できる」などという気持ちがあるかもしれません。ですが、それは育毛にとっては大敵です。
髪が最も成長するのはゴールデンタイムと呼ばれている22時から翌2時の4時間。この時間帯に成長ホルモンが最も多く分泌されると言われております。
若ハゲを改善するなら、しっかりと睡眠時間をとることだけでなく、質の良い睡眠が取れるようにも心掛けていきましょう。
適度な運動
軽いジョギングやウォーキング、水泳などの有酸素運動は、血行の促進、脂肪の燃焼効果、自律神経を整えてストレスを軽減させる効果などが期待できます。
日常的に行う適度な運動は、頭皮の血行促進や肥満防止だけではなく、AGA予防や改善にも良い影響を与えるだろうと考えられています。
ジム通いやプール等、本格的な運動をするには費用がかかってしまいますが、まずはいつもバスや電車に乗っていたところを歩いて移動したり、エスカレーターやエレベーターを使わずに階段を使ったりと、手軽に始められます。
バランス良い食事を取る
食事は直接体内に栄養を摂取できるわけですから、当然髪に与える影響は大きくなります。外食やコンビニ食を極力控え、バランス良く食事することが大切。
栄養が偏ってしまうと髪に必要な栄養が不足してしまい、健康な髪の毛を作ることができなくなります。また、脂っこいものなどを食べ過ぎると、頭皮の血流が悪くなり髪に必要な成分を頭皮まで届けることができなくなり、抜け毛や薄毛の原因となります。
食べ物から摂るたんぱく質、ビタミン類、亜鉛などの栄養成分によって、健康な髪の毛を作っています。
たんぱく質
髪は99%がたんぱく質で構成されていますので、髪の成長には欠かせない栄養素。様々な食品に含まれている栄養素ですから、三食バランス良く食べていれば不足することはありません。
ただ、極端に小食だったり、無理なダイエットをしていると不足することがありますので、十分に気を付けましょう。たんぱく質は摂取すると、体内で分解されてアミノ酸になりますので、一般的にたんぱく質とアミノ酸は同じものを指します。
<摂取できる食べ物>・・・肉、魚、卵、穀物、乳製品、豆腐、納豆、味噌など
ビタミン類
ビタミンは酵素などの働きを手助けすることから重要な栄養素。必要量は少量ですが、体内でほとんど生成することができませんので、食事から摂取するしかないのです。
髪の成長に重要なのがビタミンB群ですが、ビタミンB2は細胞の代謝促進効果、ビタミンB6はたんぱく質の吸収促進の効果があります。また、ビタミンCやビタミンEも血行促進などに有効的です。
<摂取できる食べ物>・・・魚介類、レバー、卵、緑黄色野菜、乳製品など
亜鉛
亜鉛はミネラルの一種で、毛髪がたんぱく質に吸収される際に必要な栄養素。亜鉛がないと栄養が髪まで送れませんから、欠かせない栄養素と言えます。
亜鉛は比較的含有量の多い食品であっても必要摂取量を毎日摂るのが難しい栄養素。またストレスや飲酒によって大量に消費されますので、現代人にとっては不足しがちです。
<摂取できる食べ物>・・・牡蠣、貝類、レバー、乳製品、卵黄、納豆など
食事で上記の様な髪に必要な栄養成分を摂れればいいのですが、人によっては難しい場合もあります。そのような時は、サプリメントを利用すると手軽に摂取できます。
髪の成長に必要な「タンパク質」「ミネラル」「ビタミンC」「ビタミンA」「ビタミンB群」などの栄養を摂ることで、髪に必要な栄養を補充することができます。
シャンプーを見直す
洗髪後、すぐに頭皮にかゆみが出た場合は、シャンプーの成分が頭皮の性質に合っていないことが原因なのかもしれません。市販されているシャンプーのほとんどは、合成界面活性剤が含まれてます。
この合成界面活性剤は非常に強力な脱脂作用があり、本来必要な皮脂も一緒に除去してします。これにより頭皮が乾燥し、若ハゲに繋がってしまうのです。
そのため、シャンプーを選ぶ際には、まずは表示されている成分を確認し、防腐剤等の添加物が少ない製品から選びましょう。また、皮脂を適度に落とし、刺激性が少ないアミノ酸系シャンプーがオススメです。
ただ勘違いしてはいけないのは、シャンプーそのものには薄毛を改善する効果はないこと。
育毛シャンプーの目的は、頭皮環境を整えて、髪の生育を妨げずに抜け毛や薄毛の原因である頭皮トラブルを起こさないことです。
参考記事:『おすすめ男性用育毛シャンプー3選!市販シャンプーでは薄毛が悪化する?』
育毛剤を使う
積極的に若ハゲを改善するのであれば、やはり育毛剤。育毛剤は、市販やインターネット等様々な種類があるので、効能や成分を良く確認し、自分の頭皮環境に合った製品を選びましょう。
参考記事:『オススメ!男性用育毛剤ランキング|最も若ハゲに効果的な商品とは?』
脱毛ホルモンDHTの抑制
若ハゲを引き起こすそもそもの原因は、「テストステロン」と呼ばれる男性ホルモンと「5αリダクターゼ」という物質が結びつくことで、「ジヒドロテストステロン(DHT)」という脱毛ホルモンが分泌されること。
多くの育毛剤には、この「5αリダクターゼ」を抑制する成分が含まれているため、DHTの抑制が期待できます。
頭皮への栄養補給
髪を育てるためには、栄養分が必要で、バランスの取れた食事をきちんと取れていない方は、髪の栄養不足により若ハゲを引き起こしてしまいます。
そこで頭皮や毛根に必要な育毛成分を塗布する事で、髪の成長を促進することが期待できます。
血行促進
育毛剤には、血行促進効果あります。そもそも髪の育成に必要な栄養分や酸素は、血液で毛根に送られるのですが、血行が悪く栄養が髪に行き渡らないことも若ハゲの一因。
血行促進させることで、髪に十分な栄養素や酸素を送ることができるようになれば、若ハゲの改善に繋がります。
まとめ
若ハゲの初期段階であれば、まずはセルフケアにより薄毛進行予防に着手しましょう。変化がでてくるまで、およそ3~6カ月かかると言われておりますので、まずは6カ月セルフケアを継続していきましょう。
それでも進行が止まらない、改善が見られない様であれば、もう一歩進んで、AGA専門クリニックの受診をオススメいたします。AGAは、早期に対策していかないとドンドン進行していきます。
これを読んだ今日からでもセルフケアは可能です。すぐに実践していきましょう。
それでは今日も若ハゲ対策にハゲみましょう。また次回!