「だんだん、薄毛が進行してきた…。やっぱり病院に行った方がいいかな」

 

薄毛が進行してきて、そろそろ病院に相談しようかと悩んでいるあなた。病院での相談は、最終手段。病院に頼らなくても、まだ改善できる方法はあるのではないでしょうか。

そこで、今回は病院に行く前に出来るAGA改善方法をご紹介します。是非、参考にして下さい。

 

 

薄毛の原因であるAGAを知る

 

そもそも、AGAとは何のことで、どの様な症状のことを指すのでしょうか?AGAを改善する前に、AGAの原因を知らなければ、改善のしようもありません。そこで、先ずはAGA原因についてご説明しましょう。

 

AGAって何?

最近、テレビCMでも良く聞かれるようになったAGA。薄毛対策のブログなどにもよく見かけるけれど、実は多くの人が、AGAについてあまり理解していないようです。

AGAというのは、Anddrogenetic Alopeciaの略です。Androgeneticとは、男性ホルモン「アンドロゲン」の形容詞で、「アンドロゲンの」という意味になります。

 

また、Aloopeciaとは「脱毛症」という意味ですので、直訳すれば「男性ホルモン性脱毛症」となります。一般的には「男性型脱毛症」と言われています。

 

AGAの原因とは?

AGAになる原因には、以下のようなものがあると考えられています。

 

  • 遺伝
  • 男性ホルモンバランスの乱れ
  • 生活習慣の乱
  • 食生活の乱れ
  • 飲酒
  • 喫煙

 

AGAの一番の原因とされるのが、男性ホルモンと言われています。この男性ホルモンの分泌量は、生活習慣の乱れやストレスでも変わってきますし、食生活や飲酒、喫煙によって還元酵素「5α-リダクターゼ」や「DHT」の働きを促進したり、分泌を促したりします。

 

AGAのメカニズム(1):テストステロンと5αリダクターゼ

男性ホルモン「テストステロン」は、男性によって非常に重要なホルモンです。性機能不全や男性の更年期障害の治療にもこの男性ホルモン「テストステロン」が使われており、男性を象徴するホルモンの1つなのです。

精力、筋肉増大、毛深さなど、男性的な特徴を作り出す役割を持っているホルモンです。

 

還元酵素「5α-リダクターゼ」は、男性ホルモン「テストステロン」を補助する役割を持った、なくてはならない酵素なのです。この分泌量は、遺伝によって違いがあると言われています。

また、還元酵素「5α-リダクターゼ」にはⅠ型とⅡ型があり、それぞれに特徴があるのです。Ⅰ型は、側頭部や後頭部の皮脂腺に多く存在していますので、脂性肌の方はこのⅠ型が多く分泌されていることになります。

 

Ⅱ型は、前頭部や頭頂部の毛乳頭に多く存在していますので、ひげが濃い方や体毛が濃い方はⅡ型が多く分泌していることになります。

薄毛に悩んでいる方の特徴を見ると、その多くは体毛やひげが濃い傾向にあります。また、薄毛の多くは前頭部(M字)と頭頂部(トンスラ)で起こっています

 

これらの事から、Ⅱ型の「5α-リダクターゼ」の方が、「DHT」をより多く作り出すことが判ります。

 

AGAのメカニズム(2):DHT

「DHT」は、胎児の男性器を発達させるために必要なホルモンです。とはいえ、母体内で育っている間に必要というだけです。

産まれた後は、男性にとっては無い方が良いと言わざるを得ないほど、悪さをするホルモンでもあるのです。その「DHT」が引き起こしてしまう男性にとって「悪い事」は以下の通りです。

 

  • 脱毛促進(薄毛原因)
  • 体毛が濃くなる
  • 精力が減退する
  • ニキビが増える
  • 前立腺肥大

 

「DHT」は、毛乳頭にある受容体と結合することで、脱毛が促進され、薄毛となってしまうのです。

 

ヘアサイクルの仕組みとは?

ヘアサイクルとは、髪の毛が生えてから成長し、抜け落ちるまでの周期のこと事で、成長期、退行期、休止期があります。

成長期が2~6年ほどあり、この間に健康的な髪の毛が育ちます。その後、退行期、休止期を迎え、抜け落ちていきます。

 

AGAが発症すると、この成長期が1年未満にもなり、「毛球が太く成長」することなく退行期に入ります。その為、とても細く弱い髪の毛になり、毛球もしっかりと成長できていませんので、減退・退化も早く、抜け落ちやすくなるのです。その結果、薄毛が進行しハゲとなってしまいます。

 

AGAを改善する方法とは?

 

AGAのメカニズムが判ったところで、続いてAGAを改善する方法についてご紹介していきましょう。但し、還元酵素「5α-リダクターゼ」は、その分泌量は遺伝で決まっていますし、男性にとって必要な酵素でもありますので、分泌を止めることは出来ません。

また、男性ホルモン「テストステロン」も男性にとって必要なホルモンですので、これも失くすことは出来ません。これらの事を踏まえて、改善法をご紹介します。

 

AGA改善方法①:DHTを体から排出

先程ご説明した通り、生まれた後の男性には不要なホルモンでもある「DHT」は、悪さをする前に体から追い出してしまうのが一番です。

「DHT」は、実は体外に排出できるホルモンでもあり、汗や尿と一緒に出て行ってくれるのです。

 

「DHT」排出方法(1):スポーツ

スポーツに限らず、汗をかくことが重要です。特に、汗をかきにくい冬場には、スポーツやサウナなどによって汗を流しましょう。

 

「DHT」排出方法(2):尿で出す

水分補給をすることで、利尿を促し、尿として排出します。緑茶や紅茶などは利尿作用が高く、尿が出やすくなるのですが、緑茶だけで排尿を促すと、男性ホルモン「テストステロン」も一緒に流れ出てしまいますので、注意しましょう。

ジュースは糖分が多く、体のためにはおススメできません。体の事、健康のことも考えて、水や白湯を飲んで排尿を促すようにしてください。

 

お酒は、「テストステロン」が「DHT」に変化するのを誘発する作用があります。その為、お酒による水分補給は、「DHT」を増やす行為となるので、おススメできません。

 

AGA改善方法②:食事療法

還元酵素「5α-リダクターゼ」の働きを阻害する栄養素「亜鉛」は、実は髪の毛の成長に必要な栄養素でもあります。

食事などによってその必要な「亜鉛」を摂取していたとしても、喫煙や飲酒、ストレスによって消費されてしまいます。結果として「5α-リダクターゼ」の活動を促し、同時に髪の毛の育成を阻害していることになるのです。

 

「亜鉛」不足は、男性の場合薄毛を促進するだけでなく「ED」の原因にもなりますので、そういった意味でも必須栄養素の1つと言えます。

また、「亜鉛」の吸収を促進してくれる「ビタミンC」も、AGA改善には必要な栄養素の1つ。更に、大豆に含まれている「イソフラボン」にも、「5α-リダクターゼ」を阻害する働きと、男性ホルモンを抑制する働きがありますので、AGA改善に必要な栄養素なのです。

 

特に、納豆には「亜鉛」も多く含まれていますので、AGA改善には必須の食品と言えます。

 

亜鉛を多く含む食材

 

  • 生ガキ
  • 豚レバー
  • 牛肉
  • チーズ
  • かつお

 

ビタミンCを多く含む食材

 

  • イチゴ
  • ブロッコリー
  • イモ類
  • レモン

 

イソフラボンを含む大豆食品

 

  • 納豆
  • 豆腐
  • 豆乳
  • 味噌

 

これらの食材を摂取することで、AGAを改善できます。但し、「亜鉛」は不足しても免疫不全や貧血などを引き起こしますが、過剰摂取しても貧血などを引き起こす原因となりますので、摂取量を加減する必要もあります。

 

お茶と大豆の良い関係

大豆と一緒に緑茶や紅茶を飲むことで、「DHT」を抑制できることが研究結果で明らかになっています。ですが、緑茶は摂り過ぎると「テストステロン」を排出してしまいますので、注意が必要です。

紅茶なら、「テストステロン」を減らすことはなく、大豆と一緒に摂ることで「DHT」を抑制してくれます。

 

AGA改善方法③:亜鉛を消費しない

飲酒や喫煙は、亜鉛を消費してしまう行為。また、「DHT」を排出するためのスポーツなど、汗をかくことも亜鉛不足の要因となります。

 

何故飲酒が亜鉛不足を引き起こすのか?

アルコールを摂取すると、肝臓で分解されます。この時、分解酵素というものが使われるのですが、この分解酵素の働きを助けるのが亜鉛

また、亜鉛は肝臓細胞を作り出す働きもしています。つまり、毎日お酒を飲んでいる方は、慢性的な亜鉛不足となる可能性が高く、薄毛になりやすいのです。

 

なぜ喫煙が亜鉛不足を引き起こすのか?

喫煙は、ビタミンCを大量消費することは、ご存知ですか。では、どの程度消費されているのかというと、1本喫煙することで、25mg最低でも消費されると言われています。

1日の推奨量が100mgですので、4本喫煙することで全て失われてしまうということ。しかも、1本の喫煙での消費量は最低25mgですが、最高100mgという数値も出ているのです。

 

ということは、たばこの種類によっては1日に必要な量を1本喫煙しただけで全て消費してしまうということ。ビタミンCは、亜鉛や鉄分の吸収を助ける働きがあるだけでなく、頭皮環境を整えてくれる役割もあります。

つまり、喫煙によって髪の毛が抜け落ちる環境を作り出しているということなのです。

 

亜鉛不足を認知するには

亜鉛不足が引き起こす症状の中には、味覚障害というものもあります。味の濃い食事を好んだり、激辛料理が大好物だったり、食事には唐辛子・わさび・タバスコが必需品という方は、味覚障害の可能性があります。

 

AGAを改善するためには、禁煙と禁酒がカギとなる

「亜鉛」はサプリメントによって補うという方法もありますが、禁酒・禁煙は他の病気のことも考えてチャレンジするのをおススメします。

特に、喫煙による副流煙は、周囲の人の健康被害まで引き起こしてしまう有害物質なのです。隣にいる彼女のためにも、禁煙を真剣に考えましょう。

 

AGA改善方法④:ホルモンバランスを乱さない

男性ホルモン「テストステロン」が、過剰分泌されることで「DHT」を大量発生させてしまい、結果として薄毛になってしまいます。

また、「テストステロン」は皮脂分泌を促進する作用もあります。ホルモンバランスは、生活習慣の乱れやストレスによって簡単に乱れてしまいます。その為、ストレスを溜めないことと、生活習慣の乱れを改善することが大切です。

 

ストレスを溜めない生活とは?

成人男性の多くは、仕事によるストレスがあり、また多くの方がそのストレスを上手く発散できていません。その為、自律神経が乱れホルモンバランスが乱れるのです。

ストレス発散方法を見つけ、溜めないことがAGA改善につながります。ですが、飲酒を発散方法にしてしまうと、亜鉛不足によってAGAが進行します。出来れば、飲酒以外のストレス発散方法を見つけて下さい。

 

趣味やスポーツなど、発散方法を持っている方は良いのですが、特に何もないという方は、溜めない方法をいろいろと試してみましょう。

 

ストレスを溜めない方法

  • 深呼吸
  • 無の時間を持つ

 

この2つです。どうですか、簡単でしょ?「無の時間」を1日の内10分程度でも良いので持ってみて下さい。スティーブ・ジョブズやビル・ゲイツも実践している「無になる時間」は、頭の整理をするためにも必要なのだそうです。

 

生活習慣と薄毛の関係

生活習慣の乱れは、ストレスと同じでホルモンバランスを乱す原因となります。特に、オンとオフの切り替えが出来ず、慢性的な睡眠不足という方は要注意です。

生活習慣の乱れやストレスは、実は自律神経を乱しているのです。そして、自律神経の乱れがそのままホルモンバランスも乱すのです。

 

自律神経には、交感神経と副交感神経があり、昼間は交感神経が、夜寝る頃には副交感神経が活発になっている状態が望ましいのです。

ですが、テレビの深夜番組やSNS、動画など、夜更かしをする方が増えてきています。寝る直前まで視神経を使っていると、特に光による刺激を受けていると、何時まででも交感神経が活発化し、ベッドに入って眠りについたとしても、副交感神経が活発化するまでに時間がかかってしまい、結果として翌朝寝不足状態で目覚めるのです。

 

出来るなら、夜寝る前1時間は、パソコンやスマホ、テレビなどによる刺激を受けず、無になるための瞑想時間を取るようにしてください。

残業で帰りが遅くなっても、副交感神経を活発化させてから眠りにつけば、翌朝気持ちよく目覚めることが出来ます。これを毎日繰り返すことで、自律神経の乱れが改善され、ホルモンバランスの乱れも解消されて、AGAが改善されるのです。

 

AGA改善方法⑤:育毛剤と育毛サプリ

ここまで、生活や食事でAGAを改善する方法をご紹介しましたが、難しいですよね。そこで、手っ取り早く改善する方法としてご紹介するのが、育毛剤と育毛サプリです。

 

育毛剤でAGAは改善できる?

多くの育毛剤には、AGAを改善するための成分が多く含まれています。その中には、還元酵素「5α-リダクターゼ」を阻害する成分などもあります。

また、育毛効果のある成分や、頭皮環境を整える成分なども含まれていますので、頭皮に塗布するだけでAGAを改善してくれます。

 

こちらの記事で、育毛剤について詳しく書いておりますので、興味があれば読んでみて下さい。

オススメ!男性用育毛剤ランキング!!最も若ハゲに効果的な商品とは?

 

育毛サプリはAGAを改善できる?

育毛サプリの多くに、「亜鉛」が含まれています。また、「ノコギリヤシ」という、「5α-リダクターゼ」を阻害する効果のある成分も含まれていますので、飲み続けることでAGAを改善できます。

こちらの記事で、育毛サプリについて詳しく書いておりますので、興味があれば読んでみて下さい。

参考記事:「最強の育毛サプリメントとは?本当に効果のある薄毛専用サプリ5選!」

 

まとめ

 

AGAは、20代から50代の男性の3人に1人が発症していると言われています。若いうちから薄毛に悩まされてしまうのは、やっぱり嫌ですよね。

薄毛になっても、しっかりと対策をしていれば、弱った毛包が息を吹き返してくれます。ですが、毛包が完全に死んでしまったら、何をしても髪の毛が全く生えてこなくなってしまうのです。

 

そうなる前に、AGAを改善する行動を起こしましょう。
それでは今日も若ハゲ対策にハゲみましょう。また次回!