日本人の多くの薄毛は、「AGA」と言われる症状が原因です。これは全ての薄毛の9割以上にあたるとも言われてます。 つまり、一般的に単にハゲてきたというとAGAのことを指します。

AGAは放置しておいて、自然に治ることはありません。 ゆっくり進行していくことが、AGAの特徴の一つなのです。AGAとはAndrogenetic Alopeciaの略で、日本語では「男性型脱毛症」と呼ばれる脱毛症の一種。

 

ワカハゲ君
AGAはCMでも見たことがあります

 

AGAは男性ホルモンを起因とする進行性の疾患とされており、AGAを発症すると主に額の生え際とつむじ周辺から時間をかけながら徐々に薄毛が進行していくという特徴があります。

またAGAの発症には、遺伝や生活習慣など様々な要因が関与するとされています。では、あなたにAGAの症状が見られた時に、どの様な治療をすれば良いのでしょうか。

 

 

AGAクリニックによる治療法

 

AGAの治療薬には発毛・育毛効果が複数の研究で医学的に認められている外用薬や内服薬があります。しかし、薬の効果には個人差があるため治療を続けても、症状が改善しない場合もあります。

そのため、AGA診療ガイドラインでは1年間外用薬と内服薬で治療を続けても症状の改善が見られない場合には、自毛植毛やかつらの使用などを推奨しているのです。

 

フィナステリド(プロペシアなど)に関しては、若い年齢(18〜41歳)のAGA男性が高齢(41〜60歳)の男性より効果が出やすいという報告があり、AGAを発症した場合は早期に治療を開始することが重要と考えられます

 

AGAクリニック治療法①「フェナステリド」

 

フェナステリドは、AGAの原因である男性ホルモンの生成を抑制し、若ハゲを防ぐ飲み薬。この薬は、厚生労働省が認可している唯一の薄毛治療内服薬です。
元々は前立腺肥大症や前立腺癌の治療で使用されてきました。しかし、服用していた人から「毛髪が濃くなった」という症状が出たことから、さらに専門的な研究が進みAGA治療薬として開発されたのです。

 

フェナステリドは、6ヶ月程度、毎日服用することで一定の効果が出始めるとされていて、継続することにより、薄毛の進行が止まったと報告されています。
ただし、内服を中止すると再度脱毛症状は進行していきます継続的に内服することにより効果が表れており、6ヶ月服用で48%、1年で58%、2年で68%、3年では78%もの方が症状に改善されています。

 

ワカハゲ君
年数の経過と共に改善している人が増えてますね

 

ただし、フェナステリドには副作用があると言われております。それは性欲が減退すること。その発症率は2%以下、100人中2人いるかいないかという確率です。
上記の通り、男性に対しては大きな効果が出ており、AGAの内服治療薬として第一に推奨されています。ただし、知っておきたいのは、このフィナステリドは女性に対しての適応は認められていないということ。

 

さらに、妊娠中、妊娠している、授乳中の女性が服用した場合、胎児の発育に影響を及ぼす危険性があります。また、万が一、分割・粉砕した錠剤に接触した場合には、体内に有効成分が吸収されるので、絶対に触れないよう注意して下さい。

 

AGAクリニック治療法②ミノキシジル」

 

ミノキシジルは、髪の成長や発毛を促す効果があるとされている外用薬。元々は血管拡張の薬として開発され、血圧を下げる降圧剤として使用されてきました。
しかし、薬の副作用として多毛症を引き起こすということがきっかけとなり、AGA治療薬として研究が進み、使用されるようになったのです。
ワカハゲ君
偶然発見されたんですね。。。

 

ミノキシジルは、特に頭頂部の薄毛に高い効果が発揮するとされています。生え際は頭頂部に比べ、少し血流が悪いため効果が出にくいとされております。
ミノキシジルは1年以上の長期投与において、発毛を促進させる効果があるされ、AGAの外用治療薬としては第一に推奨されています。
また、ミノキシジルはフェナステリドと違い、女性でも治療薬として使用することが可能。投与配合の割合は違うものの、女性男性型脱毛症(FAGA)に対しても発毛促進の効果が認められています。

 

AGAクリニック治療法③「メソセラピー」

メソセラピーとは頭部の皮下に薬剤を注射する治療法。メソセラピーは有効成分を直接頭皮に届けるため、より高い発毛効果が実感できると言われていますが、外用薬や内服薬よりも効果があるという科学的根拠は乏しく、推奨される治療法ではないといわれています。

また、メソセラピーは薄毛治療以外にも、美容整形の脂肪分解などの治療にも用いられています。メソセラピーは頭皮に直接薬剤を注入しますので、その他の部分への影響が少なく、副作用の発症しにくい治療法と言えます。

 

AGAクリニック治療法④「HARG(ハーグ)療法」

HARG療法は発毛機能を再生させることを目的とした再生医療。発毛を促す「成長因子」を含む有効成分を、直接頭皮に注入します。

発毛機能が再生されることで薄毛の根本的な改善ができると言われており、治療を終えた後も効果が継続します。しかし歴史の浅い治療法ということもあり、医学的根拠もまだ十分とはいえません。

 

HARG療法はメソセラピーと混同されがちですが、まずHARG療法は日本医療毛髪再生研究会の認可を受けた病院でのみ受けられる治療。

そして、指定されたHARGカクテルを用いて治療を行います。一方、メソセラピーはクリニックによって注入成分が異なり、特定の許可が必要というわけではありません。

 

さらに、HARG療法で用いるHARGカクテルには、150種類もの成長因子が含まれています。メソセラピーで注入される育毛成分よりも、より多くの成長因子が注入されていると言えるでしょう。

 

AGAクリニック治療法⑤「植毛」

 

植毛の種類は「自毛植毛」と「人工毛植毛」の2種類。自毛植毛は、後頭部や側頭部などの毛根を採取して、薄毛が気になる部分に移植します。

生着率は高いとされていますが感染症などのリスクがあるため、施術を受ける場合は安全性について必ず医師に確認するべきです。

 

一方で人工毛植毛は、ナイロンなどの繊維で作られた人工毛を頭皮に植え付けます。ただし人工毛植毛は自毛植毛と違い拒絶反応などの懸念があるので注意が必要です。

 

ワカハゲ君
拒絶反応ですか、リスクがありそうですね。

 

この人工毛植毛は、アメリカでは法律で使用が禁止されております。また、日本国内においても男性型脱毛症の診療ガイドラインでDランクとされており、これは「行わないよう勧める」というレベルの治療法です。

日本では禁止されていない為、施術しているクリニックも存在しており、それにより被害者も出ていると聞きます。人口毛植毛はそのリスクを考えると、検討にも値しない施術方法です。

 

まとめ

 

治療を始めて1~2ヶ月くらいで、「効果が実感できない。」と考える人がいますが、AGA治療の効果が実感できるようになるのは、早くても3ヶ月経過してから。

ヘアサイクルの関係から、一般には効果が現れるまでに3~6ヶ月かかると言われています。確かになかなか効果が現れてこないので、不安になるのも仕方ないと思います。

 

しかし、1,2ヶ月で止めてしまうと効果は表れません。まずは最低3ヶ月は継続し続けることが大切です。

 

それでは今日も若ハゲ対策にハゲみましょう。また次回!